内臓も冬眠モード｜産経新聞連載「薬膳のススメ」（91）

陰が極まるときは
心も体もゆっくりと…。

何かとせわしない年末ですが
ほっと一息つく時間も大切にしましょう。


心を笑顔にする薬膳師
漢方カウンセラーで国際薬膳師の
池田のりこです。


「年内最後」の予定が終わっていき
年末であることを実感しています。


とはいっても
頭では理解していても
節目の行事などがないせいか
「え？もうそんなとき？？」と
焦ってしまいますよねぇ。


つい最近まで温かくて
急に気温が下がって
心と体のバランスを崩している方も多いです。


みなさまは、いかがですか？


私は10月に崩してから
まだまだ本調子ではないのですが
落ち着いて、焦らず慌てず正確に…を
心掛けて生活しています。


難しいけどねーーーー


「忘年会」というものは少ないのですが
食事をすることが増えてきました。


今月はご馳走月間！！
美味しいものをたくさんいただいて
心だけでなく体も成長しております…。


でも、ちょっと問題が…


お腹が空かないのです。
そして、食べると膨満感が続く…。


「あ、もうこんな時間…」と思って
食事をすることもあります。


決して食欲がない訳ではないのですが
空腹感を感じない…。


食べられるんだけど
食べた後に消化が進んでおらず
ずっと胃に何かいる感じがする…。


こういうこと
増えていません？？


先日も友人と食事に行って
帰り道は満腹すぎて無言…。


「お風呂に入ったら
ちょっと消化が進んだみたいで
お腹が空いてきたよ！」
とメッセージをもらって
「あぁ…やっぱり冬至が近づいているなぁ…」
と思いました。


これ、「内臓の冬眠」なんです。


寒い冬に動物たちが冬眠するように
私たちの体や内臓や心も冬眠モードになります。


寒い邪気を寒邪と言い
縮んで痛い、通りを悪くする
動きを悪くするというクセがあります。


最近、私の内臓が
ピシッ！！と痛いのです…。


あぁ…寒いんだなぁ…
ごめんよぉ…と
湯たんぽを当ててあげるとご機嫌♪


内臓は「寒いよぉ…」と教えてくれます。


それに気付かなければ
「ちょっと！！寒いねんっ！！」と
動きを悪くしたり、痛みを出したり…


それでも気付かなければ
「寒いって言ってんねーーーん！！
めっちゃ寒いねーーーーん！！！！
なんで気付かへんねーーーーんっ！！！」
とさらに訴えてきます。


最近
関節を伸ばす時に、痛たた…となったり
朝起きたら腰が痛かったり
お腹が空かなかったり
食後の膨満感が取れなかったり
…ということはないですか？


これね、お風呂に入ったり
湯たんぽを当てるのも良いのですが
食べものでも改善できるんです！



「内臓も冬眠モード」について
91回目の産経新聞連載「薬膳のススメ」で
書かせていただきました。

記事はこちらから
ご覧いただけます。
※PDFファイルで開きます

↓↓↓

http://www.kenzenbishoku.com/media/pdf/211220_sankei.pdf


他にもいろいろと書いている
過去の産経新聞連載記事は
こちらでご覧いただけます。

↓↓↓

http://norihime.livedoor.biz/archives/cat_50031045.html


ご希望の方には
過去の記事のコピーを
お送りしています。


事務局までご連絡くださいね。


次回掲載日は
2021年1月24日（月）を予定しています。


今年も産経新聞連載
「薬膳のススメ」を読んでいただき
ありがとうございました。


「スクラップしているんです」
「読んだことを実践していたら
　元気になってきました！」
「実家の両親に送っています」
など嬉しい声を聞くたびに
泣きそうになります。


そして
毎回SNSでシェアをして下さる方
コピーを配って下さる方
本当に本当にありがとうございます。


「掲載されていないんです」
というメッセージもいただくのですが
西日本のみなんです…。


全国紙で掲載していただけるよう
がんばります。


もうすぐ連載100回
何かしたいなぁ…。


「こういうことをして欲しい！」
ということがあれば
教えて下さいね。


最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。


イベントやセミナーなどをまとめた
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