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心を笑顔にする薬膳師
池田哲子(のりこ)です






最近、朝活しています。





私の朝は早くて
5時台に起きて
会社には7時ごろに出勤しています。






朝早く活動すると
出逢う方も変わってきて
「どうして池田さんは
薬膳をしようと思ったの?」
と聞かれることが増えました。





以前はよくお話していましたが
そういえば最近はお話していないな…






ということで、
私がどうやって漢方や薬膳と出会って
仕事にしようと思ったのかを
書いてみようと思います。





ちょっと長くなりますが
よかったら読んで下さい。






今から13年前、
小さなIT企業に勤めていて
WEBデザイナーとシステムアドミニストレーターと
社長の秘書をしていました。





かなりストレスフルな職場でしたし
DVが原因で離婚したあとだったので
心身ともにしんどい時期でした。





そんなとき、
生理痛がきつくて
子供の握り拳ぐらいの大きさの
血の塊が出て倒れてしまい、
救急車で病院に運ばれました。





そこで告げられた病名は
私にとっては衝撃的な名前でした。





重度の子宮内膜症。






子宮と直腸の間にある
ダグラス窩という場所に
血の塊がいっぱいありました。





しかも、それが固まって
子宮と大腸が癒着していました。





なので、生理や排便のときには
激痛が走ります。





最初はそれだけでしたが
だんだん寝込む日が増えて
1ヶ月のうち、
普通に立てるのが10日ほどになりました。






会社に毛布を持ち込んで
寝ながら仕事をしていました。






その頃は、子宮内膜症という病気のことを
まったく知りませんでした。





なので、本やネットで調べたり
何軒も婦人科をまわりました。





でも、どこも私の病気を
治してくれませんでした。





ピルを使うと
副作用で鬱状態がひどくなる…





病院では治らないと言われる…






「子供を産めば治るかもしれないけど
子供はできない」
と言われる…。





そのとき、隣の診察室から
「ご懐妊です」という声と
喜びの声が聞こえてきて
診察途中で泣きながら出てきました。





毎日激痛が起こり
仕事もできず、ストレスばかりが溜まり
毎日毎日、泣いてばかりでした。





「もうこれで最後にしよう。
どうせ私の病気は治らない」
そう思って、ある婦人科の女医さんに
診ていただきました。





「大丈夫、治るよ。
3年がんばれる?
お薬まずいよ」





そう言って出されたのが
カイロを3倍ぐらいに膨らませたような
煎じる漢方薬。





家に帰って、
指示通り煎じて飲んでみました。





ものすごくまずくて
とても飲めるものではなく
1時間以上掛けて飲みました。





これが、私と漢方の出逢いです。





とんでもなくまずかったので、
これで効かなかったらイヤだな…
と思って、ネットを見ていると
漢方スクールを見つけました。





ワンデーセミナーがあったので
受けてみると
今までの私の不調がすべて治る!と
確信できました。





喘息、アレルギー、貧血
自律神経失調症、うつ病
頭痛、めまい、湿疹
倦怠感、むくみ
など、たくさんの疾患を抱えていたのです。





迷わず、スクールに通うことに決めました。





私の原点となる
大阪の薬日本堂漢方スクールで
ほとんどすべてのセミナーを受けました。





そのうち、自分の不調が分かってきて
漢方薬も効いてきて
漢方の素晴らしさを伝えたい
と思うようになりました。





ですが、私は薬剤師ではないので
漢方薬局をすることはできません。





なんとかして伝えることができないか
と考えていると
漢方薬とまったく同じ考え方で
食事を作ることができる
ということを知りました。





それが薬膳だったのです。





薬膳を学びたいと思いました。





だけど、関西で学べるところは
ありませんでした。





なので、東京の学校の
通信教育講座を受けることにしました。





ですが、まったく分かりません…。





そんなときに、
私の師匠と飲み屋さんで出会いました。





いろいろなことを教えてもらいました。





薬膳の通信教育を受けながら
師匠に教えてもらい
薬膳インストラクターと
国際薬膳師の資格を独学で取得しました。





その後、また漢方スクールに戻り、
違う会社で秘書をしながら
漢方薬の勉強を続けました。





その頃に、
私の子宮内膜症は完治しました。
漢方薬と薬膳のおかげです。





漢方薬と薬膳の素晴らしさを伝えたい
と、さらに強く思うようになりました。





ひとりぼっちで勉強したので
神戸で薬膳のスクールを作りたい
一緒に学べる仲間を作って
みんなと楽しく勉強できる場を作りたい
そう思いました。






国際薬膳調理師の資格を取得したあと、
ヨガの教室を少し貸していただいて
数名の薬膳セミナーを始めました。





「お茶を飲みに来るように
薬膳のお話を聞きに来ていただきたい」
という思いで
「健膳美食サロン」という名前にしました。





それから数年後、
生徒数400名のスクールにまでなりました。







薬膳を学ぶ人が増え
資格を取る人が増え
治療をしたい人が増えてきました。





漢方薬の勉強もしていたので、
漢方薬処方を決めることができます。





でも、自分は漢方薬屋ではなく、
お薬を渡すこととができないので
近くの漢方薬局さんにご紹介していました。





ご紹介をしても
私が考えた漢方薬と違っていたり
処方してもらった漢方薬が合わなかったりして
自分で薬屋をすれば
もっと効かせることができるのに…
と思いました。





その頃、
漢方薬を仕事にしたいという薬剤師と出会い
漢方スクールの先生が協力してくれる
ということで、
漢方薬屋を作ることに決めました。





それが、2013年の9月です。






念願の漢方薬と薬膳のお店を
開局しましたが
思わぬトラブルも多くて
一年以上に渡って
大変な時期を過ごしてきました。





三宮でしていたスクールを
店舗の隣に移転したり
薬局から薬店に変更したり
スタッフが辞めたり
サポートしてくれる先生が替わったり…。





めまぐるしく過ごしましたが
私の周りにはいつも助けて下さる方が
いらっしゃいました。





「あなたの思いを私たちが伝えます」
とおっしゃって下さる方もいらっしゃいました。





ずっとずっと
私の思いを言い続けていました。






高校生の頃から病弱で
勉強も恋も仕事も
思うようにできませんでした。





本来なら楽しいはずの
20代と30代は
病気ばかりしていました。





だから、私の20代と30代には
良い思い出がほとんどありません…。





私みたいな20代と30代を過ごして欲しくない
漢方と薬膳の知識さえあれば
もっともっと楽しい人生を過ごすことができる。





40歳で今の主人と再婚し
勉強も仕事もできるようになり
今では本当に楽しく暮らしています。





顔色が悪くて泣き虫で
病気の総合商社だった私は
好きな仕事をして経営者になり
いつも笑顔で過ごして
「オーラがすごい」と
おっしゃっていただけるようになりました。






私でもできたんだから
みんなできるはず。





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漢方薬と薬膳を通して
花を美しく咲かせて欲しい。





人間いつだって
やり直せるし、もっと輝くことができる。





輝き出すと
輝いている仲間ができる。





それをするのに
年齢は関係ないと思います。





私たちは、
漢方と薬膳のプロとして
病気で困っている方
ちょっとした不調をなんとかしたい方
さらに元気にきれいになりたい方
すべての方のサポートをしたいと
思っています。





そんな思いで、
咲美堂という名前を社名にして
現在に至っています。





今の私しかご存じない方には
想像も付かないと思います。





ずっと体調が悪くて
考え方も悲観的だったので
友達がいなくなったこともありました。





だけど、今ではたくさんの友人がいて
仲間たちや先輩たちがいます。





たった10年で人生が変わりました。





毎月のように入院して
持続点滴をされたり
精神科に通院して
山のように抗うつ剤を飲んでいたり
なんども救急車で搬送されたり…






今では誰もイメージできないと思います。






だから、高校や大学の同級生は
みんなびっくりします。





いろいろなことがあるけれど
私は今の私が好きです。





漢方薬と薬膳と出逢えたおかげで
自分を好きになれました。





私の人生を変えてくれた
漢方薬と薬膳。





これからも
伝えていきたいと思います。





今までは私ひとりで伝えてきましたが
今では、うどん分校が開校したり
各地で薬膳セミナーをしたり、
講師になったり相談員になったりと
仲間が増えました。





私ひとりではできなかったことが
できるようになりました。




本当にありがたいです。




これからは仲間達と一緒に
「私たちの思い」として
がんばっていきたいと思います。





最後まで読んでくださって
ありがとうございました。





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