心を笑顔にする薬膳師、池田哲子(のりこ)です。

5月に入ってから体調を崩し、
病院の診断ミスや対応の遅れも重なって
少し長引いてしまいました…。

今週は念のために
少しお仕事を減らしていますが、
来週からは完全復帰します。

このお仕事をしていると、
「西洋医学ってぜったいダメですよね??」
と言われることがあります。

でも私は、
西洋医学や西洋薬が悪いとは思いません。

その方の症状が何が原因で起きているかによって、
またその症状の辛さによって、
西洋医学や西洋薬は必要です。


私の長年の喘息は漢方薬で治りました。

もう何年も出ていませんでしたが、
今回カゼが悪化したことで発作を起こしました。

苦しくて苦しくて眠れないし、
座っていても苦しいし、
ご飯を食べるのもしんどいし、
とにかく体力を消耗します。

使ったものは、
病院で出してもらった吸入薬。

これを使わないと
苦しくて生活ができません。

熱があったり食べられない日が続いたので
病院で点滴をしてもらいました。

苦しいので酸素も入れてもらいました。

でも、発作が出なくなったので
もう使っておらず、
今は漢方薬を飲んでいます。


漢方と薬膳の先生なのに、
西洋医学の治療を受けるのですか?

と言われることもありますが、
漢方の考えがすべてだとは思いません。

西洋医学と中医学(漢方)には
それぞれ良い面とそうでない面があります。

「どちらがよいか?」
ではなく、
「いつどのようにどちらを使うのか?」
が大事です。


そのために、
今の辛い症状や体質の原因を突き止め、
それに対してどのアプローチが良いのかを
自分でしっかり知ることが大切だと思っています。

空とみどり


でも、なかなか自分では分かりにくいですよね。

調べるのも大変です…。

しかも、
すべての情報が正しい訳ではなく、
全員に良い効果が期待できるとは限りません。

「正しい情報を知るための知識」

しっかり身につけられるよう、
漢方と薬膳の講座を通して
お伝えしていきたいと思います。


「流行っているから」
「友達がこれで痩せたから」
「テレビで良いって言ってたから」
「病院の先生が勧めてくれたから」

確かに、良いものなんでしょう。

でも、
「それが自分に合うか?」
という冷静に考えるクセを持ちましょう。


食物でも同じです。

「トマトがいい」と知ったとき、
確かにトマトには良い効能がたくさんあります。

その良い働きは、
自分にとっても良い働きをしてくれる?と考えるとき、
まずは自分の体を知ることが必要です。

もしかしたら、合わないかもしれません。

もっと他に合うものがあるかもしれません。

素晴らしい効果効能を持っている食物が、
自分の体に合っているか…

「食物」と「私」とのマッチング。

それが「薬膳」です。


その薬膳のベースになっているのが
中医学(漢方)の考え方。

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