「薬膳インストラクター認定試験」と「薬膳アドバイザー認定試験」の神戸での試験実施と試験対策セミナーをしている「健膳美食サロン」では、今日は午後から「フォローアップセミナー」です。
「薬膳インストラクター」から入られた方もいらっしゃいますが、ほとんどの方が「薬膳アドバイザー」から毎月受講していただいている方たちなので、すっかり仲良しです。
お友達同士でランチしたり、お茶したり…仲間がいるってステキだなぁ〜♪と生徒さんのブログを見て喜んでいます。
現在、10月の受験に向けて「薬膳アドバイザー」と「薬膳インストラクター」の受験生の皆さんは必死だと思いますが(必死になってくださいね〜!)、やっぱり「薬膳インストラクター弁証フォローアップセミナー」を受けて、初めて「本物の中医学と薬膳」が分かると思います。
ちまたにたくさんの中医学や薬膳の本が出ていますが、ウソや間違った記述も多いです。
分かりやすくするために、そうなってしまったのかもしれませんが…。
以前、私にも出版依頼がありましたが、出版社の意向には従えず、「私はこういう本にしたい」というと、「先生、それじゃ売れませんよ」と…。
所詮、出版社は売ってナンボ。
読む人が理解するかどうかなんて考えていません。
もちろん、お断りしました。
印税で儲けるつもりもありませんし、それならサロンで皆さんのお顔を見ながら、本物の正しい中医学と薬膳を伝えたいと思います。
本では伝えきれないことはたくさんあります。
私は妄想族なので(笑)、セミナー中によく例え話や擬音語を使います。
同じ「頭痛」でも、「シクシク」「ズキズキ」「ガンガン」「重だるい」「頭が一回り大きくなったような気持ち悪さ」「チクチク」「ズーン」などいろいろ。
これを言うと、「先生の妄想力に着いていけません…笑。それぞれどういうことか教えて下さい」と言われた生徒さんもいらっしゃいましたが、説明すると「なるほど〜!先生が今までいろんな病気を経験してきたからこそ出る擬音語なんですね!」と言われていましたが、まさにその通り…。
「気虚」「気滞」「血虚」「お血」「陰虚」「水滞」とか、「肝が…」とかも大事ですが、イメージです!イメージ!!
今日も午後から弁証のセミナーをしますが、「この症状からすると、どういうことが考えられる?」と聞くと、「血虚?」とか「気虚?」という答えが返ってきます。
「そうじゃなくて、もっと簡単に!!シンプルに!」といつも言うのですが、なんせ理論から学んでいるので、どうしても専門用語が出てきます。
いいことなのですが、じゃ、それを一般の人に相談されたときに「あなたは肝血虚で…」と説明しても分かりません。
要は、「足りないのか、詰まってるのか、キレイか、汚いか、力がないのか、パワー爆発してるのか…」ということです。
このイメージができないと、漠然と「爪が割れやすかったり、髪がぱさつくから血虚」と決めてはいけません。
「潤いが足りていないから、栄養を全身に与えて潤わせる働きがある血が少ないから血虚。血が足りていないということは、どこかで漏れているか、そもそも作られていないか。それを確認するには…」と、ひとつひとつ確認していかないといけません。
それを考えるクセを付けることで、弁証の腕はどんどん上がります。
それを考えずに、理論だけで考えると、いざというときに、引き出しのどこに何が入っていて、どう使っていいのか分からない…ということになります。
認定試験を受ける方は理論を勉強しないとダメですが、卒業生はしっかりとイメージをして、習った理論がなぜそういう意味なのかを再確認する必要があります。
それを教えられる講師はなかなかおらず(というか、面倒くさい…)、そういうセミナーもほとんどしていません。
でも、私はお料理教室よりも、こちらの方がはるかに大事だと思っています。
もちろん、お料理教室は楽しいですし、西洋栄養学についても学べるので、いいこともありますが、「弁証」が大事であるということを忘れないで下さい。
なので、昨日も話しましたが、「症状=○○の食材」ではなく、中医学では「その人の症状」を診ます。
高血圧でも、どういうタイプの高血圧なのか、何が原因なのか、どうすれば良いのか…それを弁証して、初めて治法が決まり、食材を選んで調理する…となります。
何回言っても、「低血圧には何がいいですか?」と聞かれたりして、「タイプによって違います」というと、「血虚です」と言われますが、「何を根拠に血虚と言っているんですか?他にはないですか?」と言うと何も言えません…。
知識先行型の方はたくさんいらっしゃいます。
でも、学べば学ぶほど、最初の知識は浅はかだった…と思います。
私も最初のうちは、中途半端な教え方で、古い生徒さんには申し訳なかったな…と思っています。
その分、今一生懸命、コツや考え方など本では説明できないことをお話しています。
今日もネタ多いですよ。
雨が降って、足元の悪い中お越しいただくのは恐縮ですが、それでも「行って良かった!」と思ってもらえるセミナーにしたいと思います。
出かけるまでは、週末のセミナー準備と、受験生のお尻叩きメールの準備をします。
「薬膳インストラクター」から入られた方もいらっしゃいますが、ほとんどの方が「薬膳アドバイザー」から毎月受講していただいている方たちなので、すっかり仲良しです。
お友達同士でランチしたり、お茶したり…仲間がいるってステキだなぁ〜♪と生徒さんのブログを見て喜んでいます。
現在、10月の受験に向けて「薬膳アドバイザー」と「薬膳インストラクター」の受験生の皆さんは必死だと思いますが(必死になってくださいね〜!)、やっぱり「薬膳インストラクター弁証フォローアップセミナー」を受けて、初めて「本物の中医学と薬膳」が分かると思います。
ちまたにたくさんの中医学や薬膳の本が出ていますが、ウソや間違った記述も多いです。
分かりやすくするために、そうなってしまったのかもしれませんが…。
以前、私にも出版依頼がありましたが、出版社の意向には従えず、「私はこういう本にしたい」というと、「先生、それじゃ売れませんよ」と…。
所詮、出版社は売ってナンボ。
読む人が理解するかどうかなんて考えていません。
もちろん、お断りしました。
印税で儲けるつもりもありませんし、それならサロンで皆さんのお顔を見ながら、本物の正しい中医学と薬膳を伝えたいと思います。
本では伝えきれないことはたくさんあります。
私は妄想族なので(笑)、セミナー中によく例え話や擬音語を使います。
同じ「頭痛」でも、「シクシク」「ズキズキ」「ガンガン」「重だるい」「頭が一回り大きくなったような気持ち悪さ」「チクチク」「ズーン」などいろいろ。
これを言うと、「先生の妄想力に着いていけません…笑。それぞれどういうことか教えて下さい」と言われた生徒さんもいらっしゃいましたが、説明すると「なるほど〜!先生が今までいろんな病気を経験してきたからこそ出る擬音語なんですね!」と言われていましたが、まさにその通り…。
「気虚」「気滞」「血虚」「お血」「陰虚」「水滞」とか、「肝が…」とかも大事ですが、イメージです!イメージ!!
今日も午後から弁証のセミナーをしますが、「この症状からすると、どういうことが考えられる?」と聞くと、「血虚?」とか「気虚?」という答えが返ってきます。
「そうじゃなくて、もっと簡単に!!シンプルに!」といつも言うのですが、なんせ理論から学んでいるので、どうしても専門用語が出てきます。
いいことなのですが、じゃ、それを一般の人に相談されたときに「あなたは肝血虚で…」と説明しても分かりません。
要は、「足りないのか、詰まってるのか、キレイか、汚いか、力がないのか、パワー爆発してるのか…」ということです。
このイメージができないと、漠然と「爪が割れやすかったり、髪がぱさつくから血虚」と決めてはいけません。
「潤いが足りていないから、栄養を全身に与えて潤わせる働きがある血が少ないから血虚。血が足りていないということは、どこかで漏れているか、そもそも作られていないか。それを確認するには…」と、ひとつひとつ確認していかないといけません。
それを考えるクセを付けることで、弁証の腕はどんどん上がります。
それを考えずに、理論だけで考えると、いざというときに、引き出しのどこに何が入っていて、どう使っていいのか分からない…ということになります。
認定試験を受ける方は理論を勉強しないとダメですが、卒業生はしっかりとイメージをして、習った理論がなぜそういう意味なのかを再確認する必要があります。
それを教えられる講師はなかなかおらず(というか、面倒くさい…)、そういうセミナーもほとんどしていません。
でも、私はお料理教室よりも、こちらの方がはるかに大事だと思っています。
もちろん、お料理教室は楽しいですし、西洋栄養学についても学べるので、いいこともありますが、「弁証」が大事であるということを忘れないで下さい。
なので、昨日も話しましたが、「症状=○○の食材」ではなく、中医学では「その人の症状」を診ます。
高血圧でも、どういうタイプの高血圧なのか、何が原因なのか、どうすれば良いのか…それを弁証して、初めて治法が決まり、食材を選んで調理する…となります。
何回言っても、「低血圧には何がいいですか?」と聞かれたりして、「タイプによって違います」というと、「血虚です」と言われますが、「何を根拠に血虚と言っているんですか?他にはないですか?」と言うと何も言えません…。
知識先行型の方はたくさんいらっしゃいます。
でも、学べば学ぶほど、最初の知識は浅はかだった…と思います。
私も最初のうちは、中途半端な教え方で、古い生徒さんには申し訳なかったな…と思っています。
その分、今一生懸命、コツや考え方など本では説明できないことをお話しています。
今日もネタ多いですよ。
雨が降って、足元の悪い中お越しいただくのは恐縮ですが、それでも「行って良かった!」と思ってもらえるセミナーにしたいと思います。
出かけるまでは、週末のセミナー準備と、受験生のお尻叩きメールの準備をします。
コメント
コメント一覧
そうなんです…。間違った解釈をして、それを平気で教えたりブログやHPで書いて集客したり…というのを見ると、とても残念です。
その辺りをきちんと協会もしてくれればいいのですが、どこも儲け主義ですからねぇ…。
「そんなことしてるから儲からない」と言われますが、そんな仕事の仕方をしても、私自身が納得できないのでしません。
私は地道に直接伝える形を続けたいと思います。
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