薬膳と漢方のセミナーを神戸で開催している「健膳美食サロン」では、年内のセミナーはすべて終了しました。
ということで、いろいろな用事をして年末の準備をしています。
昨日は、大阪の漢方スクールで薬膳のセミナーがあったので、しっかりとお勉強してきました。
ここは私が漢方を勉強しようと思ったきっかけとなったスクールで、もう6年ほどお世話になっています。
内容的にはそんなに難しくないのですが、同じ内容でも数年前に聞くのと今聞くのとでは受け取り方が全然違います。
今回のセミナーも、お勉強を始めて1年未満の方もいらっしゃいますし、漢方のことをほとんど分かっていない方もいらっしゃいます。
その中で、なぜ薬膳を教えている私が勉強しに行っているかというと、漢方や薬膳は奥が深いから。
それと、先生によって表現の仕方が違うのと、普段は話してばかりなので、聞く立場になってみたいというのもあります。
先生のお話を聞いていると、勉強になることがたくさんあります。
もちろん、薬膳や中医学のことについてもですが、特に表現の仕方や話し方なども勉強になります。
先生はゆっくり話しているつもりでも、聞いている方はメモを取るのに忙しいし、聞いている方は結構疲れる…というのが分かります。
でも、話す方はもっとしんどいんですよ…。
両方が分かるので、どういう風に話せばいいかというのも学ぶことができます。
それと、やはり質問できるというのが一番ありがたくて、その答え方もしっかり聞いています。
高いお金を払ったので元を取るというおばちゃん魂もありますが、先生にはしっかり名前と顔を覚えていただいたし、いろいろと質問にも答えてもらっているので、満足しています。
「健膳美食サロン」を立ち上げて一年ですが、セミナーの進め方をもっとしっかりしないと、と改めて思います。
間の取り方、話し方、表現の仕方、答え方…まだまだ問題点は多いな…と思います。
マンネリ化しないように、新しい知識を増やしつつ、楽しいセミナーを続けていきたいと思います。
スクールにはいろいろな方が来られているのですが、それでも一緒に勉強できるのが中医学や薬膳のおもしろいところだと思います。
浅く勉強もできるし、深く勉強しようと思えばいくらでもできる…。
中医学は一生勉強です。
それだけ人間の体と心は複雑で、いろいろなパターンがあるから。
昨日は先生にとても大切なことを学びました。
「病気になるのを誰かのせいや物のせいにしてはいけない。何かのサインが必ずあるのに見過ごして、自分で病気にしているのよ」
分かってはいましたが、今の自分の体調不良や持病を考えると、納得できることもあります。
先生から「あなたは人よりキャパシティが狭いから無理は禁物。少しずつ体力を上げながら、ゆっくりしていかないと、また倒れるわよ」と言われて、その通りだと思いました。
誰もが毎日8時間しっかり働けるとは限りません。
それが無理ならパートに切り替えるとかしないと、体が持たなくなります。
私は会社員もしていましたが、8月に退職をして正解だったと思います。
今の私は、毎日通勤して8時間働くだけの体力はありません。
でも、月に数回のセミナーと自宅での事務作業ならできます。
今の生活は自分には合っていると思います。
今年はいろいろなトラブルが多くて、心から病んで体調も崩して、入退院を繰り返して、心身ともに負担が多い一年でした。
それでも中医学や薬膳が好きで、神戸で薬膳仲間を増やしたいという思いがあったので、細々とやってきています。
かなり体調も戻ってきたので、春ぐらいにはバリバリ働けるようにしたいな…と調整中です。
いろいろと辛いことがたくさんありましたし、一見明るく振る舞っていますが、何度も死にたいと思いました。
病気で死にかけたことも、自分で死のうとしたこともどちらもありますが、生きていて良かった…と思います。
無理をした代償は大きいですが、私は漢方と薬膳のプロなので、なんとしても治さないといけませんし、協力して下さる方もいるので、期待を裏切らないようにがんばっていきたいと思います。
でも、いろいろあった分、すべてが経験ですし、体調で辛い思いをしたのは中医学に携わる者として本当にラッキーなことです。
症状の辛さが分かると、アドバイスするときにより細かいアドバイスもできます。
私を救ってくれたドクターは「分かるよ、ボクもそいう経験あるから。辛いよね」と言ってくれたのですが、この言葉が本当に嬉しかったです。
単に「あなたは○○病(症状)ですね。じゃ、このお薬を飲んでこれを食べましょう」では説得力がないし、相手は納得しないと思います。
私は医師でも薬剤師でもないですが、その辺の医師や薬剤師には負けないぐらい病気に対しての知識と経験があります。
とても健康な漢方の先生に「あなたが羨ましいよ。ボクには辛さが分からないから、処方名と理論しか教えてあげられない」と言われて、言われたときは「その分、すごい辛い思いをしてきたのに」と思いましたが、今は財産だと思っています。
今でもいろいろ病気を持っているので、毎日漢方薬や薬膳で自分で人体実験中です。
結果は病院の検査で数値で出るものもあれば、鍼の先生に診てもらって分かったり、自分の感覚で分かったりするので、それが楽しいです。
私にとって症状や病気はネタ…と思うようにしています。
母に「今まで散々治療費を払ってきたんだし、早く元取りよ」と笑いながら言われますが、私は治療費は教材費だと思っています。
それに、生徒さんたちの相談に乗っていて、元気になってきたり、赤ちゃんができた報告を受けたりすると、本当に嬉しくて癒されます。
その癒しが私の体調不良を治してくれるので、今の仕事は本当にありがたいと思います。
ですので、生徒さんたちは、遠慮せずに連絡くださいね。
と言いつつ、21日〜24日は香港に行ってくるのでいませんが…。
リフレッシュしてこよ〜!!
いっぱい美味しいものを食べて、お買い物(食材ですが…)して、いらないものは捨ててきます。
明日は朝から鍼治療。
日程を決めるときに「香港から帰ってきたら疲れるし、帰ってきてからしようかな」と言ったら、「いやぁ、元気に行ってしっかり食べられるように前の方がいいんじゃない?」と言ってくれた先生。
そう…私は脾と腎が弱いから、元気に行くことが大切だった…ということで、明日はしっかり調整してもらって、明後日から元気に行ってきたいと思います!
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「健膳美食サロン」の生徒さんにお願い
パソコンのメールが故障してしまい、バックアップもうまくとれていなかったので、生徒さんのメールアドレスが消えてしまいました。
アンケートをもとに手入力していますが、このブログを見た方は、「健膳美食サロン」までフルネームを書いてメールを送って下さい。
メールをいただけると、そのままアドレス帳に入れることができるので、大変助かります。
お手数ですが、よろしくお願いいたします。
ということで、いろいろな用事をして年末の準備をしています。
昨日は、大阪の漢方スクールで薬膳のセミナーがあったので、しっかりとお勉強してきました。
ここは私が漢方を勉強しようと思ったきっかけとなったスクールで、もう6年ほどお世話になっています。
内容的にはそんなに難しくないのですが、同じ内容でも数年前に聞くのと今聞くのとでは受け取り方が全然違います。
今回のセミナーも、お勉強を始めて1年未満の方もいらっしゃいますし、漢方のことをほとんど分かっていない方もいらっしゃいます。
その中で、なぜ薬膳を教えている私が勉強しに行っているかというと、漢方や薬膳は奥が深いから。
それと、先生によって表現の仕方が違うのと、普段は話してばかりなので、聞く立場になってみたいというのもあります。
先生のお話を聞いていると、勉強になることがたくさんあります。
もちろん、薬膳や中医学のことについてもですが、特に表現の仕方や話し方なども勉強になります。
先生はゆっくり話しているつもりでも、聞いている方はメモを取るのに忙しいし、聞いている方は結構疲れる…というのが分かります。
でも、話す方はもっとしんどいんですよ…。
両方が分かるので、どういう風に話せばいいかというのも学ぶことができます。
それと、やはり質問できるというのが一番ありがたくて、その答え方もしっかり聞いています。
高いお金を払ったので元を取るというおばちゃん魂もありますが、先生にはしっかり名前と顔を覚えていただいたし、いろいろと質問にも答えてもらっているので、満足しています。
「健膳美食サロン」を立ち上げて一年ですが、セミナーの進め方をもっとしっかりしないと、と改めて思います。
間の取り方、話し方、表現の仕方、答え方…まだまだ問題点は多いな…と思います。
マンネリ化しないように、新しい知識を増やしつつ、楽しいセミナーを続けていきたいと思います。
スクールにはいろいろな方が来られているのですが、それでも一緒に勉強できるのが中医学や薬膳のおもしろいところだと思います。
浅く勉強もできるし、深く勉強しようと思えばいくらでもできる…。
中医学は一生勉強です。
それだけ人間の体と心は複雑で、いろいろなパターンがあるから。
昨日は先生にとても大切なことを学びました。
「病気になるのを誰かのせいや物のせいにしてはいけない。何かのサインが必ずあるのに見過ごして、自分で病気にしているのよ」
分かってはいましたが、今の自分の体調不良や持病を考えると、納得できることもあります。
先生から「あなたは人よりキャパシティが狭いから無理は禁物。少しずつ体力を上げながら、ゆっくりしていかないと、また倒れるわよ」と言われて、その通りだと思いました。
誰もが毎日8時間しっかり働けるとは限りません。
それが無理ならパートに切り替えるとかしないと、体が持たなくなります。
私は会社員もしていましたが、8月に退職をして正解だったと思います。
今の私は、毎日通勤して8時間働くだけの体力はありません。
でも、月に数回のセミナーと自宅での事務作業ならできます。
今の生活は自分には合っていると思います。
今年はいろいろなトラブルが多くて、心から病んで体調も崩して、入退院を繰り返して、心身ともに負担が多い一年でした。
それでも中医学や薬膳が好きで、神戸で薬膳仲間を増やしたいという思いがあったので、細々とやってきています。
かなり体調も戻ってきたので、春ぐらいにはバリバリ働けるようにしたいな…と調整中です。
いろいろと辛いことがたくさんありましたし、一見明るく振る舞っていますが、何度も死にたいと思いました。
病気で死にかけたことも、自分で死のうとしたこともどちらもありますが、生きていて良かった…と思います。
無理をした代償は大きいですが、私は漢方と薬膳のプロなので、なんとしても治さないといけませんし、協力して下さる方もいるので、期待を裏切らないようにがんばっていきたいと思います。
でも、いろいろあった分、すべてが経験ですし、体調で辛い思いをしたのは中医学に携わる者として本当にラッキーなことです。
症状の辛さが分かると、アドバイスするときにより細かいアドバイスもできます。
私を救ってくれたドクターは「分かるよ、ボクもそいう経験あるから。辛いよね」と言ってくれたのですが、この言葉が本当に嬉しかったです。
単に「あなたは○○病(症状)ですね。じゃ、このお薬を飲んでこれを食べましょう」では説得力がないし、相手は納得しないと思います。
私は医師でも薬剤師でもないですが、その辺の医師や薬剤師には負けないぐらい病気に対しての知識と経験があります。
とても健康な漢方の先生に「あなたが羨ましいよ。ボクには辛さが分からないから、処方名と理論しか教えてあげられない」と言われて、言われたときは「その分、すごい辛い思いをしてきたのに」と思いましたが、今は財産だと思っています。
今でもいろいろ病気を持っているので、毎日漢方薬や薬膳で自分で人体実験中です。
結果は病院の検査で数値で出るものもあれば、鍼の先生に診てもらって分かったり、自分の感覚で分かったりするので、それが楽しいです。
私にとって症状や病気はネタ…と思うようにしています。
母に「今まで散々治療費を払ってきたんだし、早く元取りよ」と笑いながら言われますが、私は治療費は教材費だと思っています。
それに、生徒さんたちの相談に乗っていて、元気になってきたり、赤ちゃんができた報告を受けたりすると、本当に嬉しくて癒されます。
その癒しが私の体調不良を治してくれるので、今の仕事は本当にありがたいと思います。
ですので、生徒さんたちは、遠慮せずに連絡くださいね。
と言いつつ、21日〜24日は香港に行ってくるのでいませんが…。
リフレッシュしてこよ〜!!
いっぱい美味しいものを食べて、お買い物(食材ですが…)して、いらないものは捨ててきます。
明日は朝から鍼治療。
日程を決めるときに「香港から帰ってきたら疲れるし、帰ってきてからしようかな」と言ったら、「いやぁ、元気に行ってしっかり食べられるように前の方がいいんじゃない?」と言ってくれた先生。
そう…私は脾と腎が弱いから、元気に行くことが大切だった…ということで、明日はしっかり調整してもらって、明後日から元気に行ってきたいと思います!
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「健膳美食サロン」の生徒さんにお願い
パソコンのメールが故障してしまい、バックアップもうまくとれていなかったので、生徒さんのメールアドレスが消えてしまいました。
アンケートをもとに手入力していますが、このブログを見た方は、「健膳美食サロン」までフルネームを書いてメールを送って下さい。
メールをいただけると、そのままアドレス帳に入れることができるので、大変助かります。
お手数ですが、よろしくお願いいたします。
コメント
コメント一覧
でも、それは自分の体からのサインを
見過ごしていたり、薄々気づいてはいたけど見ないようにしていただけ・・・
先生のセミナーに参加させて頂いて、改めて実感し、今の自分を、ちゃんと見つめることができたように思います。
先生に出会えて、先生のセミナーを知り、参加することができて 本当に良かったです!!
いつも丁寧に教えて頂き、ありがとうございます♪
私も中医学、薬膳が大好きなので 将来は滋賀でも、仲間を増やして、活動できるといいなぁ〜(^0^)
そのために、楽しんで!いっぱい努力します。
これからも、いろいろ相談にのってくださいね。
よろしくお願い致します!!
旅行、行ってらっしゃ〜い☆
そう言っていただけると、本当に嬉しいです。
ありがとうございます。
ぜひどんどんお勉強して、滋賀でも仲間を増やして下さいね。
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