今日9月9日は「重陽の節句」です。

中国では、奇数は縁起のよい陽の数とされ、一番大きな陽の数である九が重なる9月9日を、「重陽」として節句のひとつとしてきました。

「菊の節句」とも言われて、菊を飾ったり、菊酒をいただいたりしますが、薬膳では菊花をよく使います。

眼の充血やイライラがあるときに、クコの実と一緒にお茶にするとスッキリしますよヽ( ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ ランラン♪

お茶にする場合は、乾燥した白菊を使いますが(中華食材のお店に売っています)、黄色い食用の菊花でも効果があります。

黄色い菊花は、里芋を煮た上やサラダにトッピングすると、彩りもキレイですね。

私はもともと貧血があるので、生理前には血虚の症状が著しく出ます…(w_−; ウゥ・・

貧血の症状もですが、髪のトラブルや眼のトラブルも。

眼の奥が痛くなったり、ドライアイになったりします。

そういうときに菊花茶がお気に入り。

味は薄いカモミールティって感じでしょうか。

クコの実を入れると甘酸っぱくなります。

生理前で気の流れが悪くなってイライラするときにもいいですよ。

中国では、菊の花には不老長寿の薬としての信仰があり、鑑賞用としてより先に薬用として栽培されていたようです。

占いの先生に、「あなたの前世様は、中国か韓国辺りで手広くお商売をされている女性で、菊の花の柄の着物を着ているから、あなたにとって菊はラッキーなんですよ」と言われたことがあります。

おばあちゃんがユリの花が好きだったし、中国の絵では桃が好きなのに…と思っていましたが、最近は菊が好きになってきました。

今年は鑑賞も薬膳でも楽しみたいと思います。