漢方&薬膳セミナー「便秘」を今週末に予定しているのに、先週から体調を崩してしまい、開催をどうるするかずっと悩んでいましたが、予定通り開催することにしました。

その代わり、午前中の基礎セミナーはお休みとさせていただきます。

ゆっくり休ませてもらったお陰で、随分ラクになってきました。

病院のドクターの言うこと、漢方の先生が言うこと、自分がしたいと思うこと…などがなかなかまとまらず、どうしたらいいのか考えることも難しかったです。

漢方では、「血」は全身に栄養を運んで潤わせるという働きがありますが、内臓だけでなく精神面にも大きく影響します。

私の場合、溶血性貧血で血虚を通り越して、物質的にも血が足りなく、精神的なダメージはかなり大きかったです。

ドクターや友人、同僚たちから、いろいろなことを言われました。

ひたすら話を聞いてくれた人、優しい言葉を掛けてくれた人、逆に厳しい言葉を掛けてくれた人、黙って様子を見てくれた人、「お茶行こ〜!」と声を掛けてくれた人…

一喜一憂で素直に受け止められないこともありましたが、皆さん、私のことを思って言ってくれているので、ありがたいと思っています。

なぜここまで精神的にダメージを受けたのか、未だになぞです…。

確かに大きなストレスをずっと抱えていますが、それなりに対処できていたし、楽しいこともいっぱいあって、幸せだと思っていたのに、突然やってきたいろいろな感情や症状。

もちろん、低カリウム血症のせいもありますが、もともとの血虚や気の流れの悪さ、思い悩む感情、今年の異常な湿、いろいろなものが重なったのかもしれません。

逆にそれがあったから、低カリウム血症になったとも考えられます。

久しぶりにもうダメかな…と思うぐらいしんどかったです。

大好きな漢方のお仕事の準備やお勉強もできず、お菓子を作ることもできず、体が動かない…。

そんなときに検診の結果で心臓と甲状腺の再検査の連絡があったり、またどこかで倒れるのではないかとか、この先どうなるんだろういう不安が募り、どうしたらいいのかパニックでした。

倒れたのは「少し休んでから考えなさい」という警告だったのかもしれません。

信頼できる人と話したり、お茶をしたりしていると、だんだんこれからどうするのかが見えてきて、中医学従事者の目線で弁証ができてきて、これからの対策が決まりました。

これからは、病院のドクターや漢方の先生、仲間たちの助けを借りながら、漢方のプロとして、薬膳師として、しっかり治していきたいと思います。

私ほど重度でなくても、同じようなタイプの生徒さんも多いので、これからセミナーなどで経過や実践したことをお伝えしていきたいと思います。

辛かったけど、漢方の先生に言われた「虚証の辛さが分かって治せたらいいよね。ボクは実証だから、辛さを言われても本に載っているものからイメージするしかないけど難しいよ。財産だね」という言葉の通り、この経験は財産だと思っています。

時間は掛かりますが、必ず治しますので、報告を待っていて下さい。

と言いつつ、結構単純な性格なので、かなり元気になっていますが…。

お酒は当分飲めないのですが、「先生〜、お茶行こ〜!」というお誘いにはシッポ振っています。

土曜日のセミナー後は、生徒さんと一緒にお茶をしてから気功に行きます。

先生、よろしくね。ここで言うなって?

ご心配を掛けてすみませんでした。

生徒さんからたくさんのメールをいただきました。

ナースさんの生徒さんたちからは「動いちゃダメです!寝てないとダメ!」とか、「調子乗っちゃダメですよ。安静がイチバンです」と念押しされるし…。

どっちが先生なんだか…。

ありがとうね。

「ヤル気が出ない」とか、「感情のコントロールができない」とか、「死んでしまいたい」という相談に、当時できる限りのアドバイスをしていたつもりですが、今となっては気持ちがよく分かるので、経験をもとにお話できるかな…と思います。

土曜日のセミナーは、学校行事やお仕事でキャンセルになった方が多くて少人数になってしまったのですが、ジメジメと暑い中来てくれる生徒さんたちのために、しっかりとお話ししたいと思います。

私の今回の症状と改善法については、またmixiのコミュニティで書きたいと思います。

コミュニティもサボっていましたが、今日から再開しています。

湿気対策や夏の薬膳レシピなどを書いていきますので、また見に来て下さいね。

※「健膳美食サロン」の生徒さん限定のコミュニティです