しばらく入院して、最初の数日は苦しかったですが、体がラクになってくると、ついつい漢方的目線で西洋医学を見てしまいます。

先生の言うこと、看護師さんの言うことに、「えっ??」と思うことも多く、思わず「違いますよ…」と言ってしまいそうになりました。

入院初日に「寒くて頭が痛いので、毛布か電気こたつをください」というと、「痛み止め飲む?ガンガンするなら、氷枕する?」と看護師さん。

ま、痛み止めはいつか使えるし、とりあえずもらっておいて、毛布ももらいました。

私の頭痛は、熱を持った頭痛ではなく、救急で入院して自分のパジャマを持っていなくて、薄い検査着のままだったので、寒くて頭が痛くなったんです。

そんなときに氷枕なんかできるかぁ!!

だから、毛布をもらって、ヘルパーさんに「温かいおしぼりをもらえますか?」と持ってきてもらって、首や肩に当てているとラクになりました。

それからは、もらっていたタオルを首に巻いて、毛布にくるまって寝ていました。

本来は、ここで黒糖生姜湯でも飲みたかったのですが、完全絶食で水分も摂ってはいけなかったので…。

同じ頭痛でも、原因が違えば対処法も違う…。

「痛いから痛み止め」ではなく、「どうして痛いのか?」を考えて対処するのが中医学(漢方)です。

隣のおばちゃんが「頭痛いなぁ…」と言ったときに、「どんな風に痛い?」と聞いたら、熱を持った頭痛なので「お薬もらったらラクになるよ」と言って、看護師さんからお薬をもらって、「ホンマや。あんた、いつも薬いらんっていうのに、うちは薬効くんやな」と大笑い。

いや…そういう問題でもないけど、病棟の主みたいなおばあちゃんだったから、下手なことを言うと病院内の噂になってしまうので…。