今日は漢方スクールの卒業生のお勉強会o(*^▽^*)o~♪

朝もはよから大阪に行ってきました。

そこで、このところの不調を先生に話して、予想通り「滋陰至宝湯がいいよ」と言われたものの、「煎じ薬ですよね?粉がいいんですけど、滋陰降火湯+補剤でもいいですか?」という、またマニアな会話をしていました。

お勉強会が終わってから、ランチをして、お買い物へ行ったついでに漢方薬をもらおうかと思ったのですが、どう考えても薬価が高そう…(-"-;A ...アセアセ

そんなことを言っている場合じゃないのですが(笑)、なんせこのところ物入りで、しかも給料前で先立つものが苦しい…。

神戸に帰って、いつもの薬局に行くか…と決めて、阪神百貨店やヨドバシカメラでお買い物をして、イソイソと大荷物を持って帰ることに┗( ̄▽ ̄;)┓=3=3=

でもなぁ…滋陰降火湯の粉って置いてないとこもあるし、そんなに長く掛からないと思うのよねぇ…とブツブツ考えながら、電車の中で「家にある何かと何かを組み合わせれば…」というセコイ考えが浮かんできた私。

持っていた方剤学の本を出してきて、麦門冬湯では全く効かなかった…、足りないモノは…、いや、そもそもの始まりは…と考えていると

あっ…いける!!(= ̄▽ ̄=)V

麦門冬湯と補中益気湯…家にある!!

ということで、家に帰ってきてから飲んでみました。ちょっとラクです。

完全に一致するわけではないですが、近い効果が期待できて、私の症状には合いそうです。

っていうか、この2処方はかなりポピュラーで基本的な処方で構成生薬も覚えているのに、どうして忘れてたんだか…。

ずっと漢方を勉強していると、代表処方を覚えてきて、どうしても固定観念で考えてしまいます。

漢方の基本である「どうしてこうなったのか?」とか「主訴は?」というのを忘れて、「麦門冬湯は効かなかった」ということが頭に残り、症状を取ることを考えてしまっていました。

セミナーで教えておきながら、情けないお話です…。

まぁ、自分の症状なので、早く取りたいという気持ちもあったのですが…。

改めて基礎は大切だということを実感しました。

漢方の勉強は、常にこういうことの繰り返しです。

きっとこれからもずっと…。

最近は方剤学から少し離れて養生&薬膳よりになっていて、忘れてきていることも多いので、勉強しなおさなきゃなぁ…。

いつも師匠から生薬を言われて、「これ何の処方?」と言われたり、「これとこれ足したら何になる?」と聞かれて、意地悪だなぁ…と思っていたけど、こういう訓練も必要かも。

年末年始は特に予定もないし、依頼されているお仕事が終わったら、もう一度、中薬方剤学の勉強をし直そう…と思いました。

中薬方剤の勉強は薬膳にも繋がるし、新しいレシピの開発にも役に立つかも…と思えば、ちょっとは楽しくできそうです。