「薬膳に漢方薬を入れるの?」とよく聞かれます。

いくらマニアックな私でも、そこまでしません…(-"-;A ...

というか、薬事法が厳しくて、欲しい中薬(生薬)も、なかなか手に入らないし…。

たまに、四物湯という漢方薬でスープを作ることもありますが、ほとんどは普通の食材を使います。

そもそも、「薬膳」とは、「疾病の予防、病気の回復、健康を維持するための、美味しい食事」ですから、マズイと意味がないのです。

それと、材料費に高額な費用が掛かってしまって、負担になってしまうのもおかしい話です。

なので、中華食材も使いますが、普通に野菜、肉、魚…なども使います。

ただちょっと「食べたらどうなるか」を考えるだけです。

食物を単に使うのではなく、食物が持っている帰経(影響を与える場所)や効能、味覚、性質などを、その人の症状や体調、季節などに合わせて組み合わせます。

帰経などは、食物効能表などを見れば分かりますが、一般の方がここまで考えるのはちょっと難しいので、まずは食物の味と性質から始めるといいでしょう。

薬膳では、これを「四気五味」と言います。

「四気」とは、食物の性質で、「寒・涼・温・熱」で表します。

字の通り、体を冷やすもの、少し冷やすもの、少し温めるもの、温めるものということです。

寒と涼、温と熱は、本によっても書き方が違いますし、あまり大差がないことが多いので、大まかに分けて、「体を温めるもの」と「体を冷やすもの」と考えていいと思います。

後は、冷えている人には温めて、熱を持っている人には冷やすものを使えばOK。

分からないときは、その食物の旬を思い出すといいです。

トマト、ナス、胡瓜、スイカ、バナナ…などは、夏に収穫したり、暑い国で栽培されています。

羊肉、生姜、葱…などは、冬や風邪の引き初めによく食べます。

これだけでも、立派な薬膳です。

ここから、それぞれの食物の効能や帰経に発展していけば、素晴らしい薬膳になります。

後は、女性なら血を補うものとか、水が滞りやすい水滞(水毒)の人は、利水作用(水はけのいいもの)のある食物を使うといいですね。

私もそうでしたが、一気に覚えるのは難しいので、気になったら調べるとか、薬膳を知っている人に聞くというのがいいでしょう。

薬膳は、中医学の考えが元なので、本当に勉強する方は、机に向かって勉強する部分もありますが、一般の方なら、あまり深く考えずに、お気軽にしてみても大丈夫です。

分からなくなったら、私に連絡してください♪(* ̄ー ̄)v

「五味」については、また後日…。