今日からお休みです。

お墓参りに行って、おばあちゃんに今年1年元気に過ごせたお礼と、おデブなアフガンハウンドのアンディくんを元気にしてくれたお礼を伝えてきました。

お墓参りの前に、アンディに会いに行ったのですが、足は引きずりながらもがっつり食べていました。

元気そうでよかった。

帰ってきてからは、お買い物に行って、お正月用の「煮豚 with リンゴソース」と、今日のデザートの「黒胡麻のお汁粉」を作りました。

煮豚は、まだ冷ましているところなので、「黒胡麻のお汁粉」についてお話します。

黒胡麻は、漢方では補陰薬で立派な生薬です。

肝と腎の機能を高めて、腸を潤して便通を良くし、精力をつけて、血を補ってくれまるので、「長生不老食」と言われています。

漢方では、髪は「血余」といって、「血の余り」です。

若白髪は、血が不足している「血虚」が原因と考えるので、「補血」つまり、血を補う治法を取ります。

また、津液(体に必要な水分:汗や唾なども含む)不足による乾燥を潤わせてくれるので、老化防止や美肌効果もあると言われています。

血と津液を補えば、肌や髪に張りや艶も出てきますよね。

黒胡麻には、もう一つ、嬉しい効果があります。

便秘は便秘でも、血が少なくて潤す力が少ない便秘に効果があります。

胡麻の油が、体に必要な水分不足による乾燥を潤してくれるのです。

つまり、強精作用があり、肝と腎を丈夫にしてくれるのでだいたいの方に使えますが、便通を良くするので、下痢傾向の方には向きません。

特に、冷えが強くて慢性の下痢のある方は、控えましょう。

また、「不老食」といっても、消化しにくくて、お腹が張りやすいです。

食べ物が胃に溜まって消化しにくく、お腹が張る体質の方は、控えめにしてください。

女性は毎月の生理で血が不足していますし、年を重ねると、どんどん減って行きます。

気がついたら…という前に、コツコツと血を補っておきたいですね。

そんな黒胡麻を、お汁粉に使ったのですが、今回は薬膳デザートなので、他にもいろいろ入っています。

まず、お団子は白玉粉に山薬粉を入れました。

「山薬(さんやく)」は、漢方の生薬名で、山芋です。その山芋をフリーズドライにしたものが売っているので(便利!)、それを白玉粉に混ぜてお団子を作りました。

山薬は、補記薬で、気を補ってくれます。

お汁粉は、黒胡麻ペーストとお砂糖と水と水溶き片栗粉なのですが、今回は黒砂糖を使いました。

何度も書いていますが、黒砂糖は体を温めてくれます。

そして、トッピングはアクセントカラーの枸杞子(クコの実)。

色も綺麗だし、枸杞子は、肝と腎を補ってくれて、目にいい生薬です。

漢方では、冬は「腎」の季節です。

しっかり、腎を補う「補腎」をしましょう!

いつも言っていますが、「体にいいから」といって、みんな食べて大丈夫!ということではありません。

逆効果になることもあるので、「なぜいいのか?なぜ食べるのか?」をよく考えて食物を摂るようにしましょう。

これが「薬膳」です。

メディアやマスコミなどの言うことを鵜呑みにするのは危険ですね。

今年も残り1日。今から美容院に行ってきます。