先日、漢方のセミナーに行ったついでに、いつもの漢方薬局で漢方薬をもらってきました。
どうも、このところの不調が良くならないもので…。
1年以上ずっと診ていてくれた相談員さんが転勤になってしまって、ちょっと寂しいのですが、その日に話を聞いてくれた人もパワーのある人でした。
そこで、またまたしゃべり倒して(笑)、「私、病んでるんですぅ」と言うと、「どこがですかぁ?めっちゃ元気そうですよ。っていうか、悩むことあるんですか???」とびっくりした様子。
あのね…。私も人間だし、しょっちゅう悩んでますって…。
しかも、昼間は元気で夜はぐったりのクヨクヨ型。いちばんタチの悪い凹み方をするんです。
まぁ、昔の“病気の総合商社”のイメージから脱出できたのはいいことだけど、どうも“関西のオバチャンコース”を歩んでいるような気がする…。
とまぁ、そんなことは置いといて、かなり回復してきました!
今回は、口角が切れたり、唇が乾燥したりするのに、まぶたが赤く腫れてカサカサするという症状が出ました。
目が開かなくて、会社の子に「どうしたん?寝てないん??」と言われるほど。
実は、私、元々まぶたが浮腫みやすい体質。
その上、赤くてカサカサなもんで、イライラ…。イライラすると余計に痒い…という悪循環でした。
舌の苔は黄色くて、口も渇くし、お風呂から上がると、まぶたがまっかっか!
そう、熱を持っていたんです。「熱は上に上に上がる」というお話をしましたが、まさに頭に上ってきています…。
まぶたに症状が出るのは、「脾」が弱っている証拠。
「脾」は、胃や小腸を含む消化器官のグループです。そのグループには、唇もいます。
実は、「脾」と「胃」は同じグループにいながらも、お仕事はちょっと違います。
このへんがビミョーに難しいのですが、漢方は“イメージ”なので、あまり堅く考えないでください…。
(しかも、「脾」は実在しないものなので、分かりにくいです)
胃では、口から入った飲食物をぐちゅぐちゅにします。
その、ぐちゅぐちゅになったものから必要な栄養を吸収するのが「脾」の重要な働き。
胃は消化したものを小腸や大腸に“下げる”お仕事をしますが、「脾」は栄養を「肺」に“上げる”お仕事をします。
「肺」は体全体に、シャワーのように振りまくお仕事をします。
つまり、胃が弱ると、十分に消化できず、胃が痛くなったり、ムカムカします。
上に出ると吐き気で、下に出ると下痢ですね。
「脾」が弱ると、気や血をつくるモトがないので、人が生きていくための“元気のモト”を吸収して、いろんなところに運んでくれる「肺」までたどり着きません。
だから、しんどくなったり、貧血になったり、眠くなったりします。
やる気がない、集中力がない、よくこける…なども「脾」が弱い人に多い症状です。
「脾」ってとても重要です。“元気のモト”ということは、“若さを保つ”のに重要なこと。
「脾」が弱ると、老化の原因に…!!
「脾」を大切にしましょう。日本人は「脾」が弱いんですけどねぇ…。
次回は、「脾が喜ぶコト」を書こうかな…と考え中です。
どうも、このところの不調が良くならないもので…。
1年以上ずっと診ていてくれた相談員さんが転勤になってしまって、ちょっと寂しいのですが、その日に話を聞いてくれた人もパワーのある人でした。
そこで、またまたしゃべり倒して(笑)、「私、病んでるんですぅ」と言うと、「どこがですかぁ?めっちゃ元気そうですよ。っていうか、悩むことあるんですか???」とびっくりした様子。
あのね…。私も人間だし、しょっちゅう悩んでますって…。
しかも、昼間は元気で夜はぐったりのクヨクヨ型。いちばんタチの悪い凹み方をするんです。
まぁ、昔の“病気の総合商社”のイメージから脱出できたのはいいことだけど、どうも“関西のオバチャンコース”を歩んでいるような気がする…。
とまぁ、そんなことは置いといて、かなり回復してきました!
今回は、口角が切れたり、唇が乾燥したりするのに、まぶたが赤く腫れてカサカサするという症状が出ました。
目が開かなくて、会社の子に「どうしたん?寝てないん??」と言われるほど。
実は、私、元々まぶたが浮腫みやすい体質。
その上、赤くてカサカサなもんで、イライラ…。イライラすると余計に痒い…という悪循環でした。
舌の苔は黄色くて、口も渇くし、お風呂から上がると、まぶたがまっかっか!
そう、熱を持っていたんです。「熱は上に上に上がる」というお話をしましたが、まさに頭に上ってきています…。
まぶたに症状が出るのは、「脾」が弱っている証拠。
「脾」は、胃や小腸を含む消化器官のグループです。そのグループには、唇もいます。
実は、「脾」と「胃」は同じグループにいながらも、お仕事はちょっと違います。
このへんがビミョーに難しいのですが、漢方は“イメージ”なので、あまり堅く考えないでください…。
(しかも、「脾」は実在しないものなので、分かりにくいです)
胃では、口から入った飲食物をぐちゅぐちゅにします。
その、ぐちゅぐちゅになったものから必要な栄養を吸収するのが「脾」の重要な働き。
胃は消化したものを小腸や大腸に“下げる”お仕事をしますが、「脾」は栄養を「肺」に“上げる”お仕事をします。
「肺」は体全体に、シャワーのように振りまくお仕事をします。
つまり、胃が弱ると、十分に消化できず、胃が痛くなったり、ムカムカします。
上に出ると吐き気で、下に出ると下痢ですね。
「脾」が弱ると、気や血をつくるモトがないので、人が生きていくための“元気のモト”を吸収して、いろんなところに運んでくれる「肺」までたどり着きません。
だから、しんどくなったり、貧血になったり、眠くなったりします。
やる気がない、集中力がない、よくこける…なども「脾」が弱い人に多い症状です。
「脾」ってとても重要です。“元気のモト”ということは、“若さを保つ”のに重要なこと。
「脾」が弱ると、老化の原因に…!!
「脾」を大切にしましょう。日本人は「脾」が弱いんですけどねぇ…。
次回は、「脾が喜ぶコト」を書こうかな…と考え中です。
コメント
コメント一覧
生まれつき弱いタイプと言われました。
その関係で胃と肺が弱いとか…。
私も瞼、たまにカサカサになって赤くな
り腫れます。アトピーのせいかと思って
いましたが胃も関係しているとは!初め
て聞きました!
東洋医学なお話って本当に面白い!
勉強になります☆
脾(胃を含む)が弱っているときは、まぶたが浮腫みやすいです。
飲みすぎた翌日に腫れるのは、そのせいですね。
アトピーで赤くなることもありますが、まぶたか赤くてカサカサしているときは疲れがたまっていませんか?
舌が赤かったり、黄色い苔がついているときは、胃が熱を持っている状態です。
そのときは、食べ物も少し注意してくださいね。
脾と肺と腎の三角関係については、また記事を書きます。