このブログ、意外とお問い合わせのメールが多いんです。

コメントよりも断然、メールが多い…笑。

質問は、症状に関することが多く、次に、「今行っている病院でいいのか」とか、「どこかいい薬局を知りませんか?」というような質問です。

漢方をまったく知らない人もいれば、「よく勉強しているなぁ」と関心する方もいます。

ただ、やはり漢方というのは奥深いもので、随分誤解をされていることも多いのです。

というか、しっかりと語れる人が少ないし、話し出すと切りがないから、ざっと分かりやすいように説明したという記事が多いです。

ここ数ヶ月、同じようなメールが届きました。

それは、ニキビや頭痛でお悩みの女性たち。

彼女たちの共通点は、「私、冷え症だから、体を冷やすものは一切とっていません!!」と自信たっぷりに語ること。

しかも、「毎日、紅茶にショウガを入れて飲んでいます」とか…。

彼女たちは、自分の体質を変えようとしているし、自分のことを分かっているし、よく勉強しています。

でも…

実は、漢方に関心がある方によくある、大きな間違いなのです。

中医学(漢方)では、人間は自然の一部であり、自然界で起こる現象は体内でも起こると考えます。

暑い、寒い、ジメジメしている、乾燥している…など、外の自然界と同じように、体内でも熱をもったり、乾燥したり、ジメジメしたりするんです。

もちろん、夏は暑いし、ジメジメしています。

熱は、上に上に上がってきます。

お風呂を沸かすと、下のほうはぬるいのに、上のほうだけ熱くなりますよね?同じことです。

最近の日本では、エアコンで冷えるということもありますが、基本的には暑いです。

体の中にも熱を溜め込んでいます。(冷え対策も必要ですが…)

そんなときに、毎日体を温めるものばかり食べていたら、どうなるでしょう???

ますます熱を持ちます。そして、ジメジメした湿と混ざって、上に上に上がって、首からの上にジュクジュクしたニキビが出てきます。

熱っぽくなったり、頭痛がしたりもします。

なので、そういう人たちには、「体を冷やすのではなく、体の熱を取る食物を摂って下さい」と伝えました。

ニガウリとか、冬瓜とか、ナスとかキュウリとか…。

もちろん、摂り過ぎはNGです!!

冷えすぎないように、ショウガやネギを少量摂るのは、いいことです。

冷奴には、ショウガやネギが乗っていますよね?

でも、某テレビ局の番組ではないですが、「冷え症だから、ショウガ!」とか、「肝が弱いから、お酢!」と、毎日そればかり摂るのは、逆に体を痛めてしまいます。

何でもバランスが大切です。

漢方の基本理念は、陰陽と五行説。どちらもバランスです。

バランスを保った上で、季節や体調をよく考えて、自分の弱いところを少し多めに摂るようにしましょう。