今週の月曜日、いつもの婦人科に子宮体ガンの検診に行ってきました。そのついでに、エコー検査も。

子宮体ガンの検査は、先生に「ちょっと痛いよ。先に言っておくわ」と言われていたので、ちょっとドキドキ…。

確かに痛いです…。お腹の中に細い掃除機を突っ込まれて、吸引されている気分…。

でも、私の長年の冷や汗ものの生理痛に比べれば、一瞬の出来事なので、平気でした。

先生に「私の生理痛よりマシやったわ」と言うと、「あぁ、そうかもね!」って笑われましたが…。

そして、エコーと内診の結果は、すこぶる順調。触られてもほとんど痛みを感じず、終始先生と話しながら、ケラケラ〜と笑っていました。

「漢方どうする?まだあるよね?」と聞かれて、「2週間分だけもらおうかな?ちなみに、いつまで煎じ漢方を続けるの?」と聞くと…

「そうやなぁ。もうえぇよ!粉に替えよか!」とゴーサイン!!

マ、マジっすかぁ〜〜〜???

約2年間、毎日飲んできた煎じ漢方をいよいよ卒業です!!

長かった…、辛かった…、お金も掛かった…

でも、もう卒業!!急に止められないので、粉の漢方薬は続けるけど、ひとまず目標達成です!!

もう感激して、泣きそうでした。

思い出せば、3〜4年前から生理痛がひどくなってきて、2年前のゴールデンウィークについにダウンして入院…。

その後、ヨガの先生に今の婦人科の先生を紹介してもらって、激マズの煎じ漢方を処方されて、早2年。

その間、いろいろとありました。子宮内膜症のことを理解できないママさんとケンカしたり、ウツになったり、胃潰瘍になったり、いろんなトラブルがあったり…。

ママさんが婦人科に行って、先生から病気のことや治療方針を説明してもらったこともありました。

生理痛だけでなく、何をしても痛いし、辛いし、毎日お布団の中にこもって泣いていたっけ…。

そんな私を見て、「私には何もできないから、せめて漢方を煎じさせてほしい」と泣きながら言われて、毎日、1日も絶やさず煎じてくれたママさんに、本当に感謝です。

この日、飲み会のお誘いを断って、ママさんにケーキを買って帰りました。感謝の気持ちと、「快気祝い」の意味も込めて。

ママさんだけではなく、病院やヨガの先生、漢方の先生、家族や友人、前の会社の人たち、いろんな人たちに感謝感謝です。

自分でがんばってきたのもあるけど、やはり周りの人の協力や支えがなければ、難しかったと思います。

去年の8月からは、漢方スクールに通って、基礎コースとアドバイザーコースを修了、薬膳の基礎コースも修了して、今は通信教育で薬膳指導員の勉強しながら、漢方スクールの卒業生の勉強会にも毎月参加してお勉強。

10月には試験を受けます。

漢方薬だけではなく、「漢方とはなんぞや?」ということを学び、体質を知って治療することの大切さを勉強しました。

病院からの漢方薬を飲みながら、自分にあった養生や食事をし、今では病気知らずの健康人です!

持病の胃弱、喘息、肩凝りなどもすべて治りました。

ついでに、同じように養生と食事をしているママさんまで元気になりました。

子宮内膜症でまわった病院は5件。「この病気は治らない」とか、「ピルを使う」とか言われて、途方にくれていたころからは、想像もできなかったです。

テレビでも、「治療法はピルを使って生理を止める」ぐらいしか言われてないし、西洋医学の病院の先生はほとんどそう言います。

でも、自然に反するやり方のピルは、どうしても納得できなかったし、根本的な解決法にはならないし、嘔吐やウツ症状などの副作用がきつすぎて飲めませんでした。

よく「漢方は時間が掛かる」とか、「効かない」と言われますが、時間を掛けて築き上げた悪い体質が、短期間で治るわけがありません…。

それと、体質や症状をしっかり見極めず、「○○だから、この漢方」としか分かっていないドクターが大半です。

漢方というのは、そんなに単純なものではなく、しっかりと体質や原因を見極めなければ、意味がありません。

それをピタリと当ててくれたのが、今の婦人科の先生と、漢方スクールの先生方です。

今では、病院でもスクールでもすっかり有名人になり、漢方を語れるぐらいになりました。

後は、もっと勉強して、いつか漢方や薬膳に携わる仕事をしたいと思っています。

タイトルに「漢方で子宮内膜症を治した」と書かず、「漢方で体質改善をして、子宮内膜症を克服しました!」と書いたのは、漢方で病気を治したのではなく、傾いていた体質を戻し、病気にならない、病気になっても勝てる力、すなわち「自然治癒力」がついた結果、症状が取れたからです。

今でも、たまに蕁麻疹が出たり、頭痛がしたりすることもありますが、すぐに治ります。これも、自然治癒力が高まったお陰です。

年に5回以上は引いていた風邪も引かなくなりました。

そして、ガリガリで体脂肪率が15%だったのが、今では20%ほどに!

あれだけ、「太りたくても太れない」と言っていたのが、今では「そろそろいいよ…」と思うぐらい、太ってきています。

少しふっくらとして、目の下のクマもなくなったので、表情も明るくなったようです。

久しぶりに会った人には、「今までで一番元気!」と言われて、初めて会った人には、私が病気と戦ったということが想像できないそうです。

もちろん、これからも養生を続けます。

婦人科の先生にも、「気を抜いたらアカンよ!!あなたは調子がいいと、すぐに無理するタイプだから!」と念を押されているし…。

最初に、「何年かかるか分からないけど、一緒にがんばりましょう」と言われたときは、長いなぁ…と思ったけど、気が付けば2年。

そして、「あなたはもう病気じゃない」という先生の言葉。

長年、「虚弱体質」やら、「病気の総合商社」と言われてきたのに、それを脱出できたのが、本当に嬉しいです。

「体が弱い子はイヤ」とか、「支えきれない」とか、「体が弱い子は得よね」とか、「大げさなんじゃないの?」と言った人たちをやっと見返せます。

長らくブログをサボり気味でしたが、このことだけは書かないと…と思って、書きました。

このブログで応援してくださった方々、本当にありがとう。

これからは、自分の体調を管理しつつ、辛い思いをしている人を助けられるように、しっかりと勉強を続けたいと思います。

試験が終わったら、また漢方や薬膳について、いろいろ書いていきたいと思います。

なんせ受験料が5万円もするので、落ちるわけにはいかない…泣