ゴールデンウィークも関係なく、毎日お仕事をしております…。

そして、毎日、薬膳のテキストとにらめっこ状態。うーん、内容はともかく、漢字が難しい…。

でも、漢方スクールで学んだことを思い出しながら、「ほぅ〜、そうだったのねぇ」と今ごろ納得しています。

会社では、平日はだいたい同じメンバーでご飯を食べるけど、日祝日は交代で休憩を取るので、普段お話をしない人と食事をするんです。

若い子だし、何を話そうかなぁ…と思っていると、「あのぉ…」と話し出すAちゃん。

「Bちゃんが、○○さん(私)から、生理痛が治る病院を教えてもらったって、すっごい喜んでたんですけど、私にも教えてください」

生理痛が治る病院???

あぁ、私が2年間通っている婦人科の先生を紹介して、漢方治療をして、自分でも漢方を勉強して、生理痛と子宮内膜症がほぼ治ったって話したことね。

エライ短縮されてるよ…。

そこで、とりあえず病院を紹介してあげて、証を見て、簡単にアドバイス。

それだけで、すっかり治ったような気分になったようで、嬉しそうに仕事に帰っていった彼女。

やっぱり若い女性にとって、婦人科病というのは、相談する人もいなくてひとりで悩んでいることが多いようです。

そういうときに、私のようなオバチャンからのアドバイスに、ほっとするとか…。

20代前半の子は、婦人科に行ったこともなければ、「生理が…」と口にすることもあまりしないし、恥ずかしい気持ちでいっぱいのよう。

1回行っちゃえば、どうってことないんですけどねぇ。

そんな話をしたあと、「○○さん!Cちゃんの喉がカビが生えたみたいになってんねんっ!!」とやってきた女の子。

「ちょっとおいで…」と熱と脈と舌を診てみると、高熱になる傾向。

「悪いこと言わんから、帰って寝とき。帰ったら、緑茶でうがいして、水分をたくさんとって。生姜とかネギとか、体を温めるものを食べたらアカンよ!!」と言うと、「ほんじゃ、帰るわ」と素直に帰ったCちゃん。

「オレが帰れって言っても、帰らんかったくせに!!」と悔しそうに言う先輩スタッフを横目に、帰って行きました。

早く良くなりますように…。

最近、すっかりスタッフの“オカン”のようになってしまったけど、最初からこういうことじゃなかったです。

勉強はしっかりしているとは言え、まだまだ素人の私の意見に耳を傾けてくれるのは、普段からコミュニケーションを取っているのと、「私はこうしてるんよ」と言って、実際にそれが改善されたのを目の当たりにしているからだと思います。

知識だけではなく、信頼関係も大切だと、実感です。これは、アドバイザーや指導員になっても、そうでしょうね。

そりゃぁ、信頼関係がない人から漢方のことなんか言われても、うさんくさいですもんねぇ…。

スタッフのみんな、私のことを信用してくれて、ありがとう。

みんなのお陰で、私も勉強が出来て、感謝しています。みんなで健康で幸せになろうねぇ!