今日はお休みを取っていたので、漢方スクールの勉強会に行ってきました。教室に着くと、先生に「ねぇ、ブログやってる?」と聞かれて、「えっ、なんで知ってんの???」とびっくり。

内緒にするつもりはなかったけど、漢方ネタも書いているし、ちょっと恥ずかしいので言っていなかったのです。

すると、「あなたのブログを見て、スクールに来たって言う人がいてね」と言われて、これまたびっくり!!

名前を出してないのに、なんで分かったんだろう…と思っていたら、「病気のデパートみたいな体質で、ひどい内膜症から復活して漢方勉強している人」ってそんなにいないよね…ということで、すぐ分かったそうです…ははっ。

「福岡や東京でお客さんを紹介したり、お友だちをスクールに誘ったり、ブログがきっかけになったり…。私、このスクールのまわし物みたいですね!!」と大笑い。

このブログをきっかけにスクールに通うことになった方、まだ見ていてくれたら、ぜひご一報ください!

先生との接し方のコツ(笑)など、お教えします。

まぁ、確かに私は有名人。スクールとショップでは質問しまくったし、漢方薬ももらっていたし…。

「掛かりつけ薬剤師と中医師と思って」と言われたことを鵜呑みにして、メールやスクールで、体調を聞いてもらったり、漢方や養生法について教えてもらったり…。

今日もちょっと舌の調子が悪くて、アドバイスをもらいました。

「でもさぁ、○○さんって、ほんといろんな症状が出るけど、漢方で良くなるよね」と、褒めてるのかどうなのか分からない言葉…。

確かに、今でも季節ごとのいろんな症状が出ます。長年の虚弱体質ですから…。

でも、ちょっとしたことで、結構早く治ります。それだけ体が素直になってきた証拠のようです。もうちょっとで、健康人になれる予定…のはず…。

だけど、ここまで来ただけでも、私にとっては、万々歳。

だって、2年前のGWには、何度かこのブログでも書いたけど、心身ともにどん底でしたから…。

4月29日の夜、夜中に救急外来で病院に行き、翌日の通院でそのまま緊急入院。GWの10日間、入院していました。

子宮内膜症の癒着がひどくて、1ヶ月のうちに元気なのは1週間ほど。しかも、直腸との癒着だから、お腹が動くと痛いという、最悪な状況。

食べても、歩いても、寝ても、トレイに行っても痛い…。痛くて和式トイレにしゃがむことすらできず、トイレ恐怖症のようになってたし。

しかも出血多量で超貧血状態で、フラフラ。

そのうちストレスがピークに達して、胃潰瘍になって、胃が痙攣する→腸が動く→癒着が痛い→イライラする→胃が痛い…という超悪循環。

山のような薬を飲み、1日に何度も痛み止めを飲み、ついにダウンしたってわけです。

そのときの体重は41キロ(身長は164センチ)で、顔面蒼白で、車椅子に“乗ってる”という感じ。

長年お世話になっていた先生が、「ほっといたら、この子は死ぬ」と思ったらしく、強制入院で持続点滴の日々。

「外ではなくて病院だから、いつ倒れても大丈夫」という安心感(←すぐに倒れそうになるから、外出恐怖症になってた…)と、点滴のお陰でお昼間は元気だったけど、お血の特徴でもあるように、夜中に痛みがピークで、ナースコールをして筋肉注射の痛み止め。これまたかなり痛い…。

その後、睡眠薬でなんとか寝る…という、考えただけで恐ろしい日々を送っていました。

今なら原因が分かるけど、あの当時は何が何だか分からず、毎日、痛みと恐怖と不安との戦い。すっごい顔をしていたと思います。

それから2年、こんなにピンピン&ヘラヘラしているなんて、誰も予想していなかったです。いちばん驚いているのは、当の本人だし。

病気になって、時間、お金、友人…など、失ったものはたくさんあります。

でも、たくさんのものを得ました。

新しい仲間、環境、ものの考え方、漢方を勉強することになったことなど…。そして、自分で病気を治す力と病気にならない体。

子宮内膜症だけでも治ればいいと思っていたけど、喘息も出なくなったし、風邪も引かなくなったし、疲れ方や復活までの時間も全然違います。

がんばって体質改善をしたという自信が、何よりも大きいのかもしれません。

でも、ひとりでがんばった訳ではなく、いろんな人の縁とパワーのお陰です。本当に本当に感謝しています。

今後、もっといい報告ができるように、これからもボチボチとがんばります。