試験が終わってホッとしたのか、なんと風邪から喘息が出だしました。風邪の症状はほとんどないし、喘息自体もそんなにひどくないけど…。

そう簡単には持病は治らないもんですねぇ。そりゃぁ、もう20年ぐらい付き合っているんだし、そんなにすぐに治ったら、みんな治してるか…。

ヒューヒューして咳が出て、ちょっと痰も出るし、舌苔が黄色いので、熱を持っています。なので、毎度お馴染み“大根あめ”は、体内の熱を取る水あめで作ります。

今回の喘息発作の原因は、急に冷え込んだということと、会社で風邪が流行っているということだと思います。

今までがんばっていたけど、ちょっとした気の緩みが生じたときに、風邪(ふうじゃ)にやられちまいました…。

感冒は、漢方的に言うと、4つのグループに分けられます。風寒、風熱、風湿、燥熱です。

今回の私は熱を持っているので、“風熱(ふうねつ)”ってやつです。夏によく見られますが、冬の暖房などによる乾燥で起こる場合もあります。

今回の私が、まさにそうです。症状の特徴は熱感と炎症で、喉の痛みや腫れ、副鼻腔の乾燥や炎症、口渇、鼻水(濃)、痰(黄)、舌苔(黄)…などなどです。

そういうときは、熱を取ってあげないといけません。 こうなってしまうと、もう葛根湯は効きません。葛根湯は、体を温めるお薬ですから、意味がないのです。

ちなみに、葛根湯が効果をはっきするのは、“風寒”といいます。いわゆる風邪の初期症状で、特徴は悪寒で寒さをいやがります。

その際、汗をかかないときは、体を温めて汗をかかせる葛根湯などを使います。汗をかいているタイプには、桂枝湯(けいしとう)などの体を温めて汗をかきすぎないものを使います。

その他、“風湿”や“燥熱”があります。“風湿”とは、水分代謝異常(湿気)を特徴とした、下痢や胃腸炎を伴う風邪のことです。水分代謝をよくして、体内の余分な湿気を取ってあげないといけません。

“燥熱”とは、乾燥を特徴とした邪気で、空咳や体が熱っぽい症状などです。特に秋や、風邪が長引いたときによく出て、湯方になるに連れて症状が悪化するのが特徴です。こういうときには、潤すことが大切です。

こんな感じで、風邪といっても漢方では症状によって処方が変わります。風邪の引きはじめと、こじれたときと、治りかけではお薬が違うんです。

よくよく考えたり、漢方を勉強してきたから理解できるけど、なかなか難しいですよね。総合感冒薬に手が伸びてしまっても当たり前。

でも、ちょっと自分の体に気を向けて、自分の体が今どんな状態なのか…を考えてあげると、治りが早いかもしれませんね。

さっ、早めに寝よ〜。