ここ数日、パソコンに向かってホームページのソース(英語でウダウダ書いてあるホームページの裏側)とニラメッコε=( ̄。 ̄;A

会社でSEO対策(検索で上位に表示されるようにする対策)を任せられていて、とんでもない指示を出されていたのです。

「Yahoo!検索でワンワードで10位以内にしてほしい。」

「無理です‥‥。」と即答しそうになったけど、そうもいかない‥‥。そのワンワードを検索すると、約11,300,000件。その10位以内なんて、どうしろっていうのよ‥‥。

普通は「○○+××」のツーワードで狙うもんだぞ‥‥と思うし、今でもワンワードで40位以内に入っているし、上出来じゃない。

狙っている複数ワードだとダントツ1位に表示されるのに、「なんの文句があんねんっ!!」と半ばキレかけた状態で画面とニラメッコ。

その結果、なんと5位に入りました。そりゃぁ、社長も上司も喜んでくれましたよ。「さすがだ!素晴らしい!」と絶賛。

前の会社では仕事で褒められることはなかったので、けっこういい気分です。私自身もここまで上がると思っていなかったし、勉強したことが役に立ってよかったですヽ( ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ ランラン♪

でも、その代償が‥‥。すーーーっごく肩が凝っています。1時間に1回は休憩してストレッチをするけど、それじゃ追いつかない‥‥。

毎日、葛根湯が欠かせません‥‥。

そう、「風邪の引きはじめには葛根湯!」というので有名な葛根湯です。

葛根湯は、葛(くず)の根を切り、日に干して煎じたものです。

葛根湯は、葛根、桂皮(けいひ:シナモン)、甘草(かんぞう)、生姜(しょうきょう:ショウガ)、麻黄(まおう)、芍薬(しゃくやく:牡丹)、大棗(たいそう:なつめ)の7つの生薬からなる漢方薬です。

こうやって見ると、けっこう知っているというか、聞いたことのあるものが入っていません?

昔、おばあちゃんが風邪を引いたときにくず湯にショウガを入れて作ってくれたけど、まさに「葛根湯」だったんですね。

風邪などの初期の感染症、初期の発熱、悪寒(汗が出ないもの)、頭痛、肩凝り、筋肉痛‥‥などに効きます。

なぜ「初期の」と付くかと言うと、葛根湯は身体を温めて血行を良くして発汗作用があるので、悪化してしまって体に熱をもった状態だと意味がないんです。

よく「葛根湯なんて効かないよ!」と言われますが、これは悪化してしまってから飲んだ場合です。背筋がゾクッとして、「もしや風邪?」という時に飲むととても効きます。

葛根と芍薬(しゃくやく)は筋肉の痙攣を緩解し、麻黄で咳や関節痛を緩和し、桂皮と生姜は体を温めて(シナモンとショウガだしね)、大棗(たいそう)と一緒に弱った消化力を助けてくれます。

芍薬は「死者の国の王の病も治す」と言われるほどの万能薬です。よくCMとかでも聞きますよね?

ということで、葛根湯は肩凝りや背中の痛み、頭痛にも効きます。葛根湯を飲むと、身体がジワーっと温かくなるのが分かり、肩のコリがほぐれていく感じがします。

ただし、これも「初期」でないとダメです。「肩凝ってきたー!」というときに、ササッと飲みます。

私はいつもスティック状の顆粒の葛根湯を持ち歩いていて、重宝しています。ツムラの漢方を売っている薬局なら売っていますよ。でも、ツムラはちょっと高いのよねぇ‥‥。もちろん、他社の葛根湯でもOKです。

肩凝りや背中の強ばりなどで悩まされている方は、いちど試してみてください。市販のお薬よりも漢方の方がずっといいと思いますよ。

ちなみに、ドリンク剤のカコナールは葛根湯をドリンクにしたものです。もうちょっと他に名前が思いつかなかったのかしら???

そうそう、「じゃ、風邪が悪化したらどうなるの?」となりますよね。そのときは、板藍根(ばんらんこん)がオススメです。

これは、清熱(熱を取る)・解毒作用があるので、ウイルス性疾患や喉が痛いとかの炎症して痛みがある場合に効きます。

葛根湯ほどメジャーじゃないのは、日本では薬事法の関係で、風邪薬として販売できないからだそうです。なんでか知らないけど‥‥。