今週は健康診断の採血の内出血にはじまり、筋肉痛に耐え、体のあちこちの痛みに耐え、出張で冷え、下腹部が痛い‥‥という恐ろしい1週間で、超お疲れです。しかも昨日の心労もあり、心身ともに冬眠状態。

そんなに体力のない私は、死んだように眠り続け、起きたのは夕方の4時‥‥。さすがにママさんが部屋にやってきて私をつつき、それで目覚めました。

規則正しい生活をしたほうがいいのは分かっていますが、どうにもこうにも起きられないのです。体が睡眠と休養を欲しているようなので、特にすることもないので寝ることにしました。

今日は悪夢から1年です。去年の今日、夜に子宮内膜症の癒着部分に激痛が走り、胃にも激痛が来て立つこともできず、救急外来に運び込まれたのです。

点滴と痛み止めを打ってもらって少しラクになったけど、1時間もしないうちにまた激痛。その日は結局家に帰ったけど、夜中も痛みが続いて寝るどころじゃなかったのです。

翌日の朝いちばんに18歳のころからお世話になっている掛かりつけの病院(3回入院暦あり)に行き、まずは痛み止め入りの点滴を入れて、その場でCTや血液や胃カメラの検査。

立つこともできず、点滴を落としながら車椅子に座ったまま。看護士さんに検査着に着せてもらったり、支えになってもらったりして検査を終了。「ごめん」も「ありがとう」も言えず、されるがまま‥‥。

胃カメラのときに軽く麻酔をしてもらっていたので、そのまま寝ていました。気づいたときには、ドクターとママさんがなにやら話している‥‥。

そしていつものドクターからこんな言葉が。「のりちゃん、よぅ聞いてよ。CTではよく分からんけど、癒着がかなり臓器をひっぱっているんよ。卵巣と直腸あたりでな。それに胃には潰瘍があるし、血液と尿検査でも炎症反応が強いんよ。熱も出てるからしんどいやろ?ゴールデンウィークで心配だし、病院も休みでそのつど救急外来に来るのも大変だし、何よりも家族が心配するのは分かるよな?入院しよか。」

何も言えず、涙ぐむママさんを見て首を立てに振ることしかできなかった‥‥。そんなときでもお腹と胃が痛くて涙がボロボロと出てくるし、先生に「お願いします。でも、GW開けに仕事があるので、GWが終わるころには退院させて。」とお願いしました。

先生は、「病気はそんなに大きなもんじゃない。普通の人なら自宅療養をさせるよ。ただ、痛みとストレスに負けてしまってるねん。ボクは胃腸科外科の医者やし、内膜症を治してあげることができないのが辛いけど、病院でゆっくりのんびり過ごして、心から元気になってほしいんよ。その後、婦人科の先生とゆっくり治してほしい。」と言ってくれました。

それから9日間、GWの最終日まで入院しました。病室の人と話すようになり、白衣の天使さんに励ましてもらい、日中は元気になって病院内を散歩するほどになりました。

でも体が弱っていたせいか、散歩中に貧血を起こして、点滴のポールをひっぱったまま廊下でひっくり返り、車椅子に乗せられて病室に強制送還されたこともあります。

持続点滴のゴムの部分が切れて、腕から血が流れて包帯やパジャマが血で染まっているのに気づかずに院内散歩をしていて、あわてて看護士さんが飛んできたり‥‥。相変わらず病院内では有名人でした‥‥。

過去の入院では、高熱(43度あって死に掛けたらしい)で水銀の体温計が振り切って壊したり、2日連続救急外来に運び込まれたり、検査中に貧血で倒れたり、けっこう有名人‥‥。

お昼間は元気になってきても夜が辛くて、ナースコールを鳴らしては夜中に痛み止めの注射をしてもらう日々。この痛み止めは筋肉注射で一瞬の麻薬みたいなもの。しかも強烈に痛くて、看護士さんに体を支えてもらいながらお尻に打たれていました。その後は、睡眠薬で眠る‥‥。

こんな生活はしたくなかったけど、こうでもしないと食事も睡眠も取れない状態。まずはこれで自分で立てるようにならないと、治療もできないから‥‥。

いちばんの支えだったのは、Hさん。私よりも少し年下だけど、大きな目がとてもかわいいしっかり者の看護士さん。夜中の巡回で、私がベッドの上に座り込んで泣いているのを見つけて、ずっと手をにぎって一緒にいてくれたのです。

子宮内膜症という病気。どんなものなのかも分からず、ただ「完治する方法や特効薬はない。閉経までずっと痛みと付き合わなければいけない病気。」という情報しか知らなかった‥‥。毎日続く激痛、そのせいと漠然とした不安でできた胃潰瘍。

元々胃は弱いし、ストレスには極端に弱い私。背は高いのに、内臓は一般の人よりも少しずつ小さいので、どこかが弱ると体全体に影響が出てしまう。そんな自分をよく知っているから、耐えられるのか不安で仕方がなかったのです。

9日間の入院中、いろんな人の話を聞き、少しずつご飯が食べられるようになり、痛みも少しずつ軽減して普通に生活ができるようになりました。

それから婦人科を何軒もまわって話を聞き、嫌な思いもいっぱいして、最終的にヨガの先生に今の婦人科の先生を紹介してもらって、現在に至っています。

1年間、いろんな本を読み、ヨガや婦人科の先生からいろんなことを教えてもらい、多くの人に支えられて、今の元気な私がいます。

何が私を変えたのか‥‥。いまだによく分かりません。でも、変わったことはいっぱいあります。

*東洋医学や漢方に興味を持ち、できることから実践した
*毎日、腰湯やヨガやストレッチをするようになった
*とにかく体を冷やさないように徹底した
*食生活を見直すようになった
*感謝の気持ちを持てるようになった
*何事も「大丈夫」と思えるようになった
‥‥などなど。

まだまだできないことも多いけど、無理のない程度に続けています。でもいちばん大きいのが、「自分の体と会話ができるようになった」こと。それによって自分の現状、なぜそうなったか、これからどうすればいいのか、どうなればイチバンいいのか‥‥などを考えるようになりました。

そして、1年間で心に残った言葉は「がんばれ」ではなくて「大丈夫だよ」という言葉。看護士さん、ヨガの先生、婦人科の先生、友人、ブログで知り合ったみなさん‥‥、多くの方に「大丈夫」と言われ、自分でも「大丈夫、大丈夫」と信じることで強くなれたと思います。

変われたきっかけは、去年の入院。あのときは辛かったけど、ターニングポイントになったと思います。

今年はもっと養生をして元気になり、その経験や経過を残していきたいと思います。それに対していろんな人と意見交換をして、相乗効果でみんながハッピーになれるように。

そして、同じような病気を持っている人や何かで辛い思いをしている人がそれを見てくれて、少しでも前向きにがんばれるように何かお手伝いができれば‥‥と思います。