お友だちから「漢方的スローライフ」という本をいただきました。月に2〜3冊は必ず本を読むようにしているのですが、どうもこのところ気乗りはしないし、電車の中では寝ているし、なかなか本が読めませんでした。

やっと読むことができたのですが、いろいろと勉強になったし、今の私の状況も納得できたような気がします。

人の体って大昔からさほど変わっていないのに、環境が大きく変わってしまい、病気も複雑化していたんですね。だから、部分だけを治してもダメで、根本の改善にはならないのです。

この本は、「漢方」と言っても、漢方薬のお話ではなく、養生や生き方について書かれています。食生活からものの考え方まで、お金をかけずに今すぐはじめられるようなことが書かれていました。

病気を治すのは、医者や薬ではなく自分の体自身。その体を作っているのは食事。だからと言って、毎日自然食品ばかり食べているとお金が持たないし、過剰反応をするとそれもストレスになってしまう。

「わかりやすい」味のファーストフードばかりを食べていると、本来体がほしいと思っているものに気づかなくなるそう。だから、「味覚が鈍磨しそうだから、あまりたくさん食べるのはやめよう」とか、「胃がもたれるから、今晩は野菜をたっぷり取ろう」とか、体に負担がかからないようにして「良い体質」を維持しなければいけないのです。

大事なのは、こういうものの考え方を常に見につけておくこと。そうすれば、さまざまなことに対して柔軟に判断ができるようになる‥‥・。

社会は複雑になるばかり。悩みやストレスのない人なんていないでしょう。「足りないものを探す人生から、満ち足りている部分に目を向けて感謝する人生へ」シフトすることで、心も体も満たされた日々を過ごすことができるんですね。

自分の体を思いやる気持ち、自分の体に生まれつき備わっている「生命力」を大切にしようという意識を持つことが大事。筆者は、「自分の体を大事に扱いたい」、「時間がかかってもいいから体の中から元気になりたい」という生活態度を「漢方的スローライフ」と呼んでいます。

「漢方的スローライフ」の目的は、生まれつき私たちの体に備わっている生命力は自然治癒力を高めて、心身の健康を維持することにあります。「漢方的スローライフ」を実践すると、気や血の流れがよくなり、臓腑機能のバランスが整い、その結果、心身に生気がみなぎり、免疫力が高まり、病気にかかりにくくなる‥‥。

まずは現状をありのままに甘受して、体が発する声に耳を澄まし、自分の体を大切に扱う「漢方的スローライフ」、私もやってみようと思います。

部分を見る西洋医学と全体を見る東洋医学、うまく使って生きたいですね。

★オススメの本: 漢方的スローライフ