松竹座昨日会社をお休みさせてもらったおかげで、かなり元気になった。今日は元々お休みを取っていたので、朝もゆっくりできた。でも、相変わらず咳が止まらないし、ゼーゼーする。もしや喘息か???ということで、今朝は病院へ。
聴診器で診てもらうとき、背中がやたらと長いし、「ん?」なんて言っている。医者よ、患者を診ながら「ん?」はやめてくれ‥‥。結果は、「喘息は出ていないけど、肺炎気味やなぁ。」ということ。“肺炎=死”というイメージを持っている人が多いけど、喉が炎症するように肺も炎症するそうで、そういう軽ーいものなので、心配はいらないらしい。
「抗生物質出しておくから。今日も仕事?」と言われ、「先生、今日の夜に歌舞伎を見に行くんだけど、行ってもいい?」と聞き返す私。「えぇけどぉ。咳出るから、周りの人に文句言われんようにしぃや。」と言われて「よかったぁ〜♪」とご機嫌。「あ、明日、京都の仕事があるんだけど、これも大丈夫?」と聞くと、「えぇけど、今日と明日どっちが大事なん?」と笑われた。もちろん今日デス‥‥。だって、苦労して手に入れた私の大好きなタカオちゃんの舞台がぁ‥‥。

ふぐばってらということで、行ってきました、松竹座へ!でも、咳が出るし、疲れてこれ以上会社を休むわけにもいかないので、着物は断念。洋服であったかい格好をして、カイロ貼って‥‥。いつもどおり、道頓堀の“づぼらや”で“フグばってら”を買い、ワクワクしながら席へ。2階席だったけど、けっこうよく見える。膝には番付(パンフレット)、耳にはイヤホンガイド、手にはオペラグラス‥‥のいつもの準備に加えて、咳が出たときようのタオル、お水、アメ、薬を手の届くところに置いて準備完了。
今日のメインは坂東玉三郎と私の大好きなタカオちゃんこと片岡仁左衛門。タカオちゃんが出てくるや、オペラグラスで食い入るように見て、「えぇわぁ〜。」と癒される。玉三郎のあまりにも美しい女っぷりにやきもきするほど(玉三郎もえぇオッサンやって‥‥)。

「神霊矢口渡」では、お船の孝太郎さんが妙に乙女らしいというか、かわいらしかった。でも、最後は恋した人のために傷を負いながらも役に立とうとする懸命さにはグッと来るものがあった‥‥。
「假名手本忠臣蔵」では、玉三郎とタカオちゃん。最高のコンビで、見ていてうっとりするぐらい。他の役者がどうでもよくなるぐらいだったけど、その中でも老婆のおかや役の竹三郎さんには引き込まれた。玉三郎&タカオちゃんに負けてないと思った。タカオちゃんの腹切りは、「いや、もう、なんで、タカオちゃんが‥‥。顔に血ぃついてるやん。」と芝居なのにオペラグラス越しに心の中でブツブツ。
最後の「春調娘七種」は、七草の踊りでお正月らしく締めくくり。前の出し物の最後が腹切りだったので、これですっきり。歌舞伎ツウの方には物足りないものかもしれないけど、まだまだ歌舞伎初心者の私にとっては、若者らしくっていいなぁと思った。春猿さん、美しい。さんまのテレビに出ているときとは違う‥‥。
お正月というだけあって、着物の人が多かった。私も着物を着たかったなぁ。でも、大満足!本当に楽しかった。友達に「タカオちゃん見たら、風邪も一気に治るわ!」と言われたけど、本当に元気になってきた!でも、声は咳のしすぎで、リリアンちっく‥‥。とほほ。

★松竹座、づぼらやの“ふぐばってら”
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