今、「人間、生きているだけで、ありがとう」という本を読んでいる。日曜日に書店で買って、もうほとんどを読み終えたけど、久しぶりに本を読んで気分がよくなった。以前は月に3冊は本を読んでいたのに、このところ病気のことでイッパイイッパイで本を読む余裕なんてなかった‥‥。病み上がり(まだ病み中?)に読むには、本当にやさしい本だった。どんなことが書いてあるかというと‥‥。毎日「ありがとう」を唱えましょうということ。マイナスなことは口にせず、何事にも感謝していると、いいことが起きるらしい。
さっそく今日から試してみた。何かにつけて「ありがとう」と唱える。お客さまと電話しても「かけてきてくれて、ありがとう」、お昼ご飯を食べるときも「おいしいパンをありがとう」、お風呂に入るときも「癒してくれて、ありがとう」などなど。嫌なことが多くて、「なんで私が‥‥」と思うことも多く、仕事でしたミスが情けなくて落ち込んだこともあったけど、感謝することの多さに驚いた。人だけじゃない。いろんなことに感謝できる。
「他人と過去は変えられない」が衝撃的だった。確かに‥‥。自分から愛をギブして、前向きに考えているときっと理想の自分になれると思う。はじめて自分の病気に感謝した。だって、病気にならなかったら食べ物の素材の大切さにも気づかなかったし、もっと不摂生をして大病を患ったかもしれない。
今日も痛みはあったけど、少しラクだった。卵巣さん、今日はおとなしくしていてくれてありがとう。胃さん、おいしく食事をさせてくれてありがとう。